うちの酒屋、立ち呑みもやってる。
同郷の番頭さん夫婦が長年、仕切ってくださって、そこいらの立ち呑みでは絶対出てこないような、手作りの美味しいアテを提供してくださって、毎日、常連さんで賑わっている。
その番頭さん夫婦が、８月いっぱいで、リタイアされる。
朝から仕込みしてくださって、準備万端できりもりしてくれてはった立ち呑み。
私は、お二人がいらっしゃらないとなると、もう、無理だな、立ち呑みはクローズだろうなって思ってたのだが、たかっちゃんは、料理方法や、段取りを伝授してもらって、続けていくつもりのようだ。
ええ～～？！無理やろ～～？！ベテランお二人抜けて、やっていけるはずないし～～！
番頭さん夫婦の代わりをこなしてくれる人は確保できないし、人件費を考えると、辞めちゃうのがいいって～～！
という私の考えとは真逆、たかっちゃんは、馴染みの常連さんのために続行する所存。
この数ヶ月、私は、私なりの考えをたかっちゃんに伝えて、続行不可能を主張したが、楽な方に流れる私の考えが、ダンナには受け入れられないようで。
肉体的負担、損得勘定を考えて、辞めるのが得策と考える私、祖父母の代からの商売をなんとか続けようとするたかっちゃん。
こんな場合は、酒屋に嫁いだ嫁は覚悟を決めて、ダンナの考えに付いてくのが常套なんだろうかなあ～。
イライラする毎日です。
自分の思惑とは違った展開になると受け入れられない私の傲慢さがイライラの原因なのかもねえ。
とりあえず、後継の料理人が見つからないまま、見切り発車です。
居る人間でなんとかしのぐしかないです。
えいえいお～～～！！